うちの

アラーキーのチロが逝った年に、うちのチロも逝きました。
大学生のときに荒木経惟を知って『愛しのチロ』を知った。うちの猫と同じ白猫(ちょっと違うけど)、同じ名前。同じように年をとっていくんだろうなぁと思っていたけど、まさか同じ今年になるとは。18歳。最後はからだもよたよたで大変だったようですが、先日実家に帰ったときにはもうひっそりいなくなっていました。
存在は場所に宿る。実家に行けば、私はチロがまだそこにいると感じることができる。
愛しのチロ (平凡社ライブラリー)