当尾


気が向いたときに、ちょこちょこ日帰りか1泊旅行をするんだけど、行く場所行く場所地味だねぇと言われたので、カテゴリを「地味旅女子」にしました。今回、第一回目にふさわしく当尾(とうの)石仏巡りに行ってきました。
青春18切符の時期なので、実家の愛知から京都に戻りながらの一日旅。まずは名古屋から関西本線で亀山まで。関西へはいつも大垣、米原の方から行くので、今回、関西本線は初めて。連絡悪くてなかなか京都までは使いにくいから。意外とお客さんは多かったけど、桑名あたりからローカルな雰囲気が漂ってきて楽しかった。
名古屋10:10―亀山11:19 亀山11:45―加茂13:04   
加茂からはバスで岩船寺行きに乗ります。バスの本数がかなり少ないので要注意。岩船寺からはガイドブックを頼りにてくてく歩いて行きました。気候のいい時期はハイキングコースで賑わうらしいけど、こんな猛暑日、さほど人は多くなく、ましてやハイキングする人もなく。人とすれ違うことなく一人の当尾を楽しみました。というか、道端に急に仏様が彫られた石があったり、薄暗いところにあったりと、一対一になると昼間とはいえ、ちょっと不気味な感じで、あんまし向き合ってもいられず、写真に収めることもせず、一体一体攻略しながら進んでいきました。一番印象的だったのが、「大門磨崖仏」。木に囲まれた急な坂道を下っていくと木の間から向かいの崖の石に刻まれています。看板がなかったらきっと見落としてました。どこにいるんだ?とぐるぐる見渡してお、いた!と見つけました。午後2時過ぎだったので西日にちょうど照らされていて、私がいる木々に覆われて薄暗いところとは対照的で、とても温かく穏やかな様子にみえました。
岩船寺―貝吹岩―白山神社不動明王磨崖仏―わらい仏・眠り仏―カラスの壺―阿弥陀如来坐像・地蔵菩薩立像―あたご灯篭―やぶのなかの三尊―首切地蔵―大門石仏群―大門磨崖仏―西小やけ仏―たかの坊地蔵―西小無縁地蔵・西小墓地五輪塔―ながおのあみだ―浄瑠璃寺
2時間ほどで周りました。
本当は奈良旅行したかったのに実は京都府。でも、今回ので石仏にちょっと興味を持ったかも。
奈良・大和路 (歩く地図Nippon)