人のセックスを笑うな

映画化されるってことで読んでみました。じゃなくても読んでみたかったけど。薄くて1時間ちょっとで読めちゃいました。映画はおもしろいかもなぁ、そっくりそのまま映画にできて、つくりやすそう。
「木の枝と枝の、間の空。あれは存在しているのだろうか。  巨大な空と、枝に囲まれた小さな空は、別物だ。」あるけどないような、ないけどあるような境目。こういうの私も思ったことある。その境目はあいまいで不安定な、けど魅力的な領域。
ちなみに表紙は佐内正史でした。
人のセックスを笑うな (河出文庫)