無鄰菴

          
昨日行った無隣庵。11月3,4日は「関西文化の日」で無料でした。
夕方前になると、このように西日が背になって陰ってしまうから、午前行くのがおすすめ。

母屋の正面は、奥の滝から流れてくる水が広がっていて、両脇にはもみじをはじめとした木々が奥へ奥へと重なっている。土地の形がたて長で広すぎず、コンパクトにまとまってて、奥行きがある感じがしました。正面の空との境目には東山のてっぺんが見えていて、借景になってます。
なんか母屋からの眺めは、しかけ絵本の「のぞき絵」みたいでした。
手前の川にはちょっとした段差があって、水のちょろちょろという音が響いて、すがすがしい気持で母屋の畳に座ってお庭を眺めていました。もみじが多くあったから、もうちょっとしたら真っ赤になってきれいそう。けど、お庭を回遊する道が細いから、観光客がいっぱいの時期だと大変かもしれないなぁ。
すてきな明治のお庭でした。けっこう気に入りました。