麻田浩

久しぶりに美術館の展覧会へ行ってきました。最終日だけど、有名じゃないしそんなに混んでないだろうな、と思っていったら、意外と多かったです。どうやらシンポジウムがあったらしい。でも、がんばれば作品をゆっくり見れるくらいの混み具合でした。
さすが初の回顧展、初期から絶筆まで盛りだくさんでした。かっこよかったです。大学では経済学をやりながら、サークルで絵をやり、就職しても合間をぬって作品を制作していたそう。才能のあるひとは、何をやっててもそのうち芽が出るんだなぁ。
図録買おうか迷って購入しなかったですが、同じモチーフを何度も登場させたり、宗教を引用していたりと、意味を感じさせる絵だったので、ちょっと資料を読んでみたいです。孤独でちょっと不気味なんだけど、温かい感じ、救いがある感じがするんです。
◇「没後10年 麻田 浩展」京都国立近代美術館/2007年7月31日〜9月17日/一般1200円