御棚会

      
 昨日に引き続き神事観光。上賀茂神社へ御棚会(みたなえ)というのを見にいってきました。神様へのお供え物を奉納する神事です。立砂の前で今日のお供え物のお披露目、神職のお祓い、お供え物をのせた一畳程の棚を担いだ一行が本殿に入っていくところまでをみました。その後境内の各社にもお供えしてしてまわるそうですが。
平安中期に始まり、中世以降、賀茂六郷という各村から山海の珍味を奉献していた神事。各郷より一台ずつの御棚にブリ、ハマチ、タコ、伊勢エビ等が載せられ供えられたそう。
やっぱり食べ物が出てくる行事はたのしいね。写真ではわかりにくいけど、先導の神職が持っている木の枝にはなんとキジが結ばれてます。グロテスク。後ろの棚のほうも、担いでいるから背の低い私には何が入っているかはっきり見えなかったけど、魚となにやら小動物らしきものがのっかっているよう。左から三番目の竹ザルの下から何かのしっぽがぶらぶら揺れているのが見えたし。全体の写真は撮ってもいいけど、お供え物自体の写真は撮っちゃいけませんと係りの人が言っていました。神聖なものだからかな。そんなこといっても、こんだけ趣味のカメラマンがいたら無理だろうな。
ついでに、神馬堂のやきもち120円初めて食べました。今までも何回か買おうとしたんだけどいっつも閉まってたので、ようやくです。おじいちゃんがじんわり焼いていて見るからにおいしそう。おしるこみたいなやわらかい味でした。
←神馬堂、暖簾の図柄。かっこいい。
●御棚会/上賀茂神社/1月14日14時〜