カステラ、カステラ!

2年前、どうしても気になって買ってしまった絵本があったのです。
さすが福音館、絵本なのになんとなく暗い雰囲気。子どもうけしなさそうな異国情緒溢れる濃い赤色の表紙。
けど、ポルトガルからカステラが伝わってきて、日本の人が小麦粉と卵と砂糖でできたふわっふわのカステラの味を知った喜びみたいなのが溢れてとっても幸せな気分になるのです。最後の方で、カステラの作り方が載ってるし。
で、最近ふと齋藤芽生という名前を耳にし、今、東京で個展をやってるそうで、プロフィールをみていたら、出版物に、『カステラ、カステラ!』と書いてあるじゃないですか。
あれ?この本知ってるかも・・・と家に帰ってみてみるとやっぱり、気になって買った絵本の絵のかたでした。
こういう風に、なにかタイミングが合うときってあるんですよね。なんかうれしい。
早速時間をとって東京行かねば。


『カステラ、カステラ!』明坂英二ぶん齋藤芽生/たくさんのふしぎ2006.2