フェルメール展

午後から東京で仕事があったので、午前中は美術館に行くことにした。招待券もらったから。
派遣社員なので出張なんてめったにないから、久しぶりに平日の昼に外に出た。天気もよくていい気分。
開館時間ちょっと過ぎに上野に着いて、東京都美術館に行くと予想以上に人がいた。恐るべし東京。もともと見るつもりなかった展覧会だし、適当に流してみました。それでも35分かかったな。
サブタイトルに「〜デルフトの巨匠たち」とあるように、フェルメールと同時代の同じような系統の作家と、フェルメールの影響が見られる作家の作品の展示でした。内、一部(1点出品中止だから6点かな?)がフェルメールの作品です。後半部分でフェルメールの作品が解説パネル付きで見られます。全然読みませんでしたが。目玉のフェルメールを後半に持ってきていて、混み具合が緩和される展示順だったと思います。あと、作品の多くにどういう目的でこの作品を展示しているかがわかる簡単な解説があって観やすかったです。
内容は目新しい感じもせず、フェルメールの作品含めて、光の差し込み具合など、魅力的な作品は少なかったように感じました。
本物の作品を見ることは、作品からエネルギーを感じられるので好きなのですが、年配好みの展覧会は、来場客のエネルギーがすごすぎて、どうも作品がちっぽけな感じがして、最近はおもしろいなぁと思うのがあまりありません。
◇「フェルメール展 光の天才画家とデルフトの巨匠たち」東京都美術館/2008年8月2日〜12月14日/一般1600円