ルーシー・リー展


2階でオルセー美術館展やってるから空いてると期待して行ったら、ちょうど良い込み具合でゆっくり見れました。最近食器とか見るの好きだし、よく聞く名前だし、写真も素敵なのでかなーり期待して、初ルーシー・リー。どういう人か知らずに行ったけど、いろいろわかりやすかった。作風もぶれてなくて、まっすぐに陶芸に打ち込んだ人なんだろうな。
ほぼ見て。あー今わかった、この人の陶芸って使う用じゃないんだ、壷みたいに飾って眺める用なんだー、どうりで私の心が踊ってないんだな、と気づいた。そりゃバーナード・リーチとも意見が合わないだろう。
おもしろかったけど、かなり良いだろうと期待が高かった分、好みじゃなかったので裏切られた感。こんなに人気があるのはなぜだろう。誰かルーシー・リーの良さを教えてください。ターシャ・テューダーみたいなもんかなぁ?
memo:93歳、ウィーン出身ユダヤ人、工業美術学校、ろくろ、ロンドン亡命、バーナード・リーチ厳しい批評、掻き落とし、ハンス・コパー、緻密な成分計量、電気がま、建築やデザイン、約250点、没後初の本格的な回顧展
◇「ルーシー・リー展」国立新美術館/2010年4月28日〜6月21日/一般1500円