京都・人形の流れ展

夏も本番。狭い家だから、休日一日家にいると暑くてたまらないので、どこか涼しい場所を求めてふらふら〜と出かけよう。京都造形芸術大学の「ギャラリーRAKU」に行ってみました。『「京都・人形の流れ」展―人形と場―』人形には特に思い入れはないんだけど、伝統工芸ものっていうのに惹かれて。
今回展示の半分は今の十四世面屋庄甫のもので、人形というよりは彫刻か現代美術かみたいなものが展示してあり、十二世、十三世の伝統的な人形も2,3体ずつ展示してありました。十二世は放下鉾の稚児人形、十三世は五条大橋の牛若・弁慶の石像などを手がけていて、実は身近なところにあってびっくり。「人形の流れ」展と題してあったのでもっと流派とか系譜とかが紹介されているのかと思っていたんだけど、十四世の今の作品と、それの元になった源流といった感じでしょうか。受け付けにいらっしゃった方と、人形への愛をどーんと感じるお話をしたので、ちょっと郷土人形に興味を持っちゃったのでした。それはちょっとマニアックな話になるのでここでは控えておきます。。
◇『「京都・人形の流れ」展 ―人形と場―』京都造形芸術大学 GALLERY RAKU/2007年7月18日〜7月29日/無料